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湯屋の辻の道標の下部分が東峰村で発見されました。

中津市湯屋の県道万田四日市線から鶴居コミュニティーセンターへの曲がり角に、湯屋の辻の道標が立っています。これは江戸時代に交通の要所であった「湯屋の辻」に建立されたもので、中津・玖珠日田・小倉・宇佐への道を旅人に示していたものです。昭和59年に用水路工事の際上半分が発見され、長らく保管されていましたが、地元の方々の尽力で平成23年に元の場所に復元されました。 この度、遠く福岡県東峰村の旧日本工芸館小石原分館(小石原工芸館)跡にて発見された道標が、湯屋の辻の碑の片割れであることがわかり、所有者から中津市に寄贈されました。離れ離れになっていたものが発見されることは大変珍しいことです。 中津市歴史博物館にて、9月8日より「速報展~東峰村にあった石碑は、湯屋の辻の道しるべの片割れだった!」と題して、今回発見された実物と、湯屋の辻にまつわる由来と経緯をパネル展示しています。ぜひご来館ください。

小石原工芸館跡でみつかった道標の下部分
湯屋の辻に復元されている道標の上部分
速報展の様子