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写真展「五百羅漢修復 祈りの継承」

特別展「羅漢の棲む処」(羅漢寺石仏重要文化財指定10周年記念) の併設展として、「五百羅漢修復 祈りの継承―修復家・長井武志による五百羅漢像(東京都指定有形文化財)修復の記録」を開催いたします。 天恩山五百羅漢寺(東京都目黒区)に現存する五百羅漢像は、江戸時代の仏師・松雲元慶によって彫刻されたものです。松雲元慶は仏道修行の諸国行脚で、豊前国・耶馬溪の名刹である羅漢寺(現・大分県中津市)を訪れ、羅漢寺の石仏に深く感銘を受けたことが五百羅漢像彫刻のきっかけとなったと伝えられています。現在も305体が一堂に残り、人々の信仰を集めています。その歴史的・文化的価値が認められ、東京都指定有形文化財に指定されています。 本展では、長井武志氏が取り組んだ、五百羅漢像修復の記録写真(千代田路子)と映像(松山瑞樹)を通じて、文化財を未来へ継承する重要性を伝えます。

■開催場所:中津市歴史博物館 オープンギャラリー

■開催期間:令和7年3月15日(日)~5月6日(火・祝)

■展示:千代田路子 写真作品展示:約30点  / 松山瑞樹 映像作品展示